
最近の動画では、ほぼこのミラーを使っているのですが、ミラーの先からエアーをだして、自動的にミラーをクリーニングしてくれるという優れものです。顕微鏡下での処置はほぼミラーを見ながらの処置になりますが、いかにきれいな視野を確保するかは大きな問題です。アシスタントに風をかけてもらうのもいいのですが、ず~~っとかけ続けなくてはなりません。しかしそれでは、患者さんのバキュームがおろそかになったりするとかの問題点もあります。そこで、この”Yirro-plus self-cleaning mirror”です。図にあるように常にエアーブローを続けてくれて視野を確保してくれます。ミラーを拭く回数も激減するため、処置に集中できます。ミラーも明るいし、顕微鏡下での処置ではなくてはならないものです。





今回の症例でも、古いガッターパチャーを除去して、確実な根管拡大および洗浄を行って、MTAを用いて根管充填しました。術前では下顎管までくっきりとぬけていた透過像がなくなり、根尖周囲に骨ができてきたのがわかります。もう少しまてばもっと回復してくるのではないでしょうか。





