パーフォレーションリペア(分岐部の穿孔)

 

掃除以前であればこのようなパーフォレーション(穿孔)は抜歯の適応です。しかしながら、歯冠破折がない、根尖病巣もないため十分に保存可能となりました。直径2~3mmはある大きなパーフォレーションです。まずは穿孔部の消毒を十分にして、MTAを充填していきます。写真で白く見えるのがMTAでこの症例ではこの広い範囲がパーフォレーションでした。充填後のレントゲンでも、分岐部にMTAが見られます。現在も経過観察中ですが、なんの症状もありません。

MTA充填後
MTA充填後(H14年5月)

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