Yirro-plus self-cleaning mirror

最近の動画では、ほぼこのミラーを使っているのですが、ミラーの先からエアーをだして、自動的にミラーをクリーニングしてくれるという優れものです。顕微鏡下での処置はほぼミラーを見ながらの処置になりますが、いかにきれいな視野を確保するかは大きな問題です。アシスタントに風をかけてもらうのもいいのですが、ず~~っとかけ続けなくてはなりません。しかしそれでは、患者さんのバキュームがおろそかになったりするとかの問題点もあります。そこで、この”Yirro-plus self-cleaning mirror”です。図にあるように常にエアーブローを続けてくれて視野を確保してくれます。ミラーを拭く回数も激減するため、処置に集中できます。ミラーも明るいし、顕微鏡下での処置ではなくてはならないものです。

XP-Endo Finsher

XP-Endo Finsher と呼ばれる根管洗浄ツールです。最後の仕上げに使います。

根管の全周の仕上げにつかい、余分な歯質の削除もなく、とても便利なツールです

 

M4

エレメンタルモーターにはM4というモーターをつかうモードがあり、これが便利なので重宝してます。まだ、日本では発売されてないので個人輸入にて入手しました。

勉強会でスライドにまとめたのでご紹介!!

 

Er-YAGレーザーを用いた歯肉切除術、隔壁作成

根管治療の成功の要素としては、根管の確実な清掃が一つ挙げられます。そのためには、根管を次亜塩素酸水溶液によって洗浄し、感染源となる汚染タンパクの確実な除去が必要であると考えています。しかし、次亜塩素酸水溶液は非常に刺激が強いですから、洗浄時に口腔内に飛び散るのはいただけません。そのためには”ラバーダム”を行うことが必須であると考えています。けれど、残存歯質がすくない歯にはラバーダムがかけれませんので、隔壁を作ることが必要になります。今回の症例のように残存歯質が少なく、かつ歯肉が歯のあった部分に増殖している場合は歯肉切除術が必要です。今回の症例のように、ごくわずかの量の切除、その後の接着操作にはEr-YAGレーザーでの切除が最適です。

TFRKーS, -6, -12 ULTRASONIC TIPS

cropped-IMG_0534.jpgDSC02990左から、TFRK-S、TFRK-6、TFRK-12、そしてMicro-trephine Burです。どれも先が極細ですばらしい加工がしてあります。例えばTFRK-6と12では先が極細のスプーン状に加工しDSC02990てあります。これで、破折器具の頭の部分を削りだして、超音波かループで取り出すのです。顕微鏡下でないと無理な仕事ですが、ほんとにこれらのツールは有能です!!