3月12日から14日まで、横浜に出掛けて、ガンバリーニ先生によるハンズオンコースを受けてきました。外国の先生からのレクチャーは10年ぐらい久しぶりなのですが、内容はよく聞き取れ、理解も十分出来ました。CTを使用し、診査、診断および治療に応用した3D – Endodonticです。
(やはり、ネイティブではない英語は聞き取りやすいです。)
コースの後のカクテルパーティでは多少緊張してうまく話せませんでしたが、また明日からの臨床のやる気が湧いてきました。しかし、たかが根管治療なんだが、奥は深い〜〜〜(たかがではない!)しかし、日本、アメリカ、イタリアの素晴らしい先生がたと写真を取らせていただいて、誠に光栄です。


MTAアンジェラスは日本ではヨシダから発売されているMTAです。ホワイトMTAで、操作時間も15分ということでそこそこ使いやすい、値段も1gで1万3000円なのでそこまで高いとゆうわけでもない。なんにでも使えるMTAのような気がします。大臼歯の根管充填とか、直接覆髄に適した材料です。iPhoneを構えたひとがパッケージに写っているのはご愛嬌!。
左から、TFRK-S、TFRK-6、TFRK-12、そしてMicro-trephine Burです。どれも先が極細ですばらしい加工がしてあります。例えばTFRK-6と12では先が極細のスプーン状に加工し
てあります。これで、破折器具の頭の部分を削りだして、超音波かループで取り出すのです。顕微鏡下でないと無理な仕事ですが、ほんとにこれらのツールは有能です!!
上の写真ではさっぱりわからないのですが、先に細〜〜いワイヤーがループになっていて、ここに破折器具を引っ掛けて、ワイヤーを引き締めて除去するというものです。何回か使って切れたらそこで終わりなのが悲し〜〜、けど、目からうろこ、コロンブスのたまごのような超優れたツールです。他院で1ヶ月近く除去不可能だったリーマーがものの3分で除去出来たこともあります。
