ガンバリーニ先生によるハンズオンコース

IMG_20160312_083857-COLLAGE3月12日から14日まで、横浜に出掛けて、ガンバリーニ先生によるハンズオンコースを受けてきました。外国の先生からのレクチャーは10年ぐらい久しぶりなのですが、内容はよく聞き取れ、理解も十分出来ました。CTを使用し、診査、診断および治療に応用した3D – Endodonticです。

 

 (やはり、ネイティブではない英語は聞き取りやすいです。)

コースの後のカクテルパーティでは多少緊張してうまく話せませんでしたが、また明日からの臨床のやる気が湧いてきました。しかし、たかが根管治療なんだが、奥は深い〜〜〜(たかがではない!)しかし、日本、アメリカ、イタリアの素晴らしい先生がたと写真を取らせていただいて、誠に光栄です。

 

MTA アンジェラス

IMG_0549 MTAアンジェラスは日本ではヨシダから発売されているMTAです。ホワイトMTAで、操作時間も15分ということでそこそこ使いやすい、値段も1gで1万3000円なのでそこまで高いとゆうわけでもない。なんにでも使えるMTAのような気がします。大臼歯の根管充填とか、直接覆髄に適した材料です。iPhoneを構えたひとがパッケージに写っているのはご愛嬌!。

TFRKーS, -6, -12 ULTRASONIC TIPS

cropped-IMG_0534.jpgDSC02990左から、TFRK-S、TFRK-6、TFRK-12、そしてMicro-trephine Burです。どれも先が極細ですばらしい加工がしてあります。例えばTFRK-6と12では先が極細のスプーン状に加工しDSC02990てあります。これで、破折器具の頭の部分を削りだして、超音波かループで取り出すのです。顕微鏡下でないと無理な仕事ですが、ほんとにこれらのツールは有能です!!

 

YOSHI LOOP 

IMG_0533上の写真は”YOSHI LOOP”と言われる器具で比較的長めの破折器具除去用のツールです。(ヨシボール みたいなネーミングだな〜〜) Terauchi File Retrieval Kit( = TFRK)に含まれるもので、日本人の寺内先生の開発したものです。

DSC02986上の写真ではさっぱりわからないのですが、先に細〜〜いワイヤーがループになっていて、ここに破折器具を引っ掛けて、ワイヤーを引き締めて除去するというものです。何回か使って切れたらそこで終わりなのが悲し〜〜、けど、目からうろこ、コロンブスのたまごのような超優れたツールです。他院で1ヶ月近く除去不可能だったリーマーがものの3分で除去出来たこともあります。

YouTubeでも寺内先生の動画が見られます。動画をみて、実際にセミナーに行ってみて、また、動画をみて、勉強になります。

 

超音波スケーラー

先の細いチップは、超音波スケーラーの先につけて使用してます。振動の出方とかチップの種類が色々あって、今はこの2機種をメインに使ってます。足元にはエレメントモーターのスイッチもあって、足元はスイッチとケーブルだらけです。IMG_0530IMG_0531